便秘解消に効果的なマッサージ！毎日2分の腸もみで便秘を即効で改善！
最終更新日：2024.11.20
便秘を繰り返す人の特徴は、腸の動きが悪いことです。
腸の動きが悪いと便が腸内を移動できず、便秘を招きます。また、便意が起きにくくなっているため、気付かないうちに便秘が悪化していることも珍しくありません。
そこで今回は、毎日2分やるだけで便秘解消に即効で効果が期待できる「腸もみマッサージ」や「のの字マッサージ」などをご紹介します。
腸をマッサージでしっかり揺らして、スッキリ快便を目指しましょう！
この記事の執筆者
グリーンハウス株式会社
食品保健指導士・管理栄養士
古本 楓
食品保健指導士・管理栄養士としての知識を交えながら、「便秘」「腸活」についての情報をお届けいたします。
【資格】
・公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
食品保健指導士
・管理栄養士
目次
毎日2分！便秘解消に即効で効果が期待できる腸もみマッサージ
最初にご紹介する便秘解消マッサージは、1回2分でできる腸もみマッサージです。
腸内の便が詰まりやすい部分を揺らして刺激することで、便のスムーズな移動を促します。
便は左下腹部にあるS状結腸に滞留しやすいので、もしも左下腹部が硬い場合は念入りにもんで便の移動を促し、スムーズな排便を目指しましょう。
腸もみマッサージ前に腹式呼吸を10回程度行うと、副交感神経が優位になって腸の蠕動運動が活発になり、さらに高い便秘解消効果が期待できます。
腸もみマッサージのやり方
-
- 右手で右側のろっ骨の下をつかみ、左手で左腰骨の上をつかみます
- そのまま、ゆっくりと1分間揺らすようにもみほぐします
- 両手とも上下を入れ替えて、同じように1分間もみほぐします
-
トイレでも、寝ながらでも簡単にできる「のの字マッサージ」
次に行うのは、簡単なのに便秘解消効果が高い「のの字マッサージ」です。
腸の流れに沿ってマッサージすることで、ダイレクトに便の移動を促します。
トイレや仕事の合間などに行う場合は座ったまま、夜はベッドや布団の上で仰向けになってリラックスした状態で行いましょう。
のの字マッサージのやり方
-
- イスに浅く腰掛けます（仰向けに寝て行う場合は、両脚を肩幅程度に広げて膝を立てます）
- 指先を揃えてへその右下に置きます
- おなかの皮膚が1㎝～2㎝程度沈むくらいの力加減で、右下腹部→右上腹部→へその上→左上腹部→左下腹部へと「の」の字を書くように時計回りにさすります
- ③を10回～30回程度繰り返します
-
S状結腸もみほぐし
- 利き手が下に来るようにして両手を重ね、左の腰骨辺りに置く
- 両手を重ねたまま、左の腰骨からへそに向かって斜めにさする
- へそから真下に向かってさする
- ②③を10回～20回程度繰り返す
「出したいのに出ない…」お通じに悩む人必見！腸内環境を整えて、便秘を改善する方法 ＞＞詳しく見る
便秘解消マッサージはいつやるのがおすすめ？効果的なタイミングとは
いつでも手軽にできる便秘解消マッサージ法ですが、せっかくなら効果が出やすいタイミングで行いたいですよね。
便秘の改善に効果が出やすいタイミングをご紹介します。
①寝る前
腸内に溜まった便は、睡眠中に副交感神経の作用で腸の蠕動運動が活発になり、出口へと押し出されていきます。
寝る前に腸もみマッサージやのの字マッサージをすると、腸を揺らした刺激によって翌朝の便意やスムーズな排便につながります。
また、腸もみマッサージにはリラックス作用もあるので、就寝前に行うと睡眠の質が向上。
マッサージを行う時に心が安らぐ香りのオイルやクリームなどを使えば、さらに副交感神経が優位になりやすくなるでしょう。
②入浴後
便秘の人は、腸が冷えている場合が少なくありません。女性に多い冷え性も、便秘になる大きな要因です。
入浴後の全身が温まっている時に、腸もみマッサージやのの字マッサージで腸を揺らして刺激を与えることで、より高い便秘解消効果が期待できます。
たった2分の腸もみマッサージで、毎日快適なお通じを！
今回は、腸を揺らして便秘解消に即効で効果が期待できる「腸もみマッサージ」と「のの字マッサージ」をご紹介しました。
どちらも簡単にできるマッサージですので、便やガスが溜まっている時に試してみてくださいね。
便秘の症状を短期間で何度も繰り返している人は、腸内環境が悪化しているかもしれません。
腸内に悪玉菌が増えて腸内環境が乱れている場合は、生活習慣や食生活の見直しや、腸活サプリの活用など根本的な対策が必要です。
自分に合う方法で腸内環境を整えて、毎日快適なお通じを目指しましょう！
生きたまま腸に届くビフィズス菌とオリゴ糖で、便秘のお悩みを解決する腸活サプリ ＞＞詳しく見る
